ノルバスクはCA拮抗薬という高血圧治療の第一選択薬

高血圧治療の第一選択薬として、日本だけでなく世界中で広く処方されているノルバスク。その名前を聞いたことがあるという方や、実際に服用している方は多いのではないでしょうか。まずノルバスクとはどういった薬なのかというと、数多くある高血圧治療薬の中でもCA拮抗薬という種類に属したジヒドロピリジン系の高血圧治療薬です。このCA拮抗薬は細胞膜上のカルシウムチャネルに選択的に結合し、細胞内へのカルシウムイオンの流入を阻害することによって血管を拡張し、血液を流れやすくして血圧を下げるという効果を示します。CA拮抗薬は高血圧症だけでなく狭心症の治療薬でもありますが、中でもノルバスクはより血管選択性の高いジヒドロピリジン系の薬であるため、高血圧治療の第一選択薬とされています。ノルバスクの効果の特徴としては、降圧効果が高いということの他に、降圧効果が比較的ゆっくりと現れるということが挙げられます。ノルバスクは持続型のCA拮抗薬であるため、1日1回の服用で24時間効果が持続し、血管に負担をかけず穏やかに血圧を下げます。また、他のジヒドロピリジン系の薬剤にくらべてほてりや頭痛などの副作用が少なく安全性が高いということも、第一選択薬として広く処方されている理由の一つでもあると言えるでしょう。
現在ノルバスクには2.5mg、5mg、10mgの三つの規格があり、それぞれフィルムコーティングの錠剤タイプと、水なしでも服用できる口腔内崩壊錠のOD錠の二つの剤形があります。服用する方の症状によって通常2.5mg~5mgを服用し、効果がみられない場合は最大1日10mgまで適宜増減が可能です。また、生活スタイルによって通常の錠剤タイプとOD錠から選ぶことができます。